私たちの考え

私たちザイトガイストがテレビスタンドのデザインに採用したのがバウハウスのデザイン。機能、生産性だけでなく、芸術性も両立させる事を旨とするドイツの造形芸術学校で生まれた、片持ち構造の『カンチレバー』です。その特徴はミニマムな構造とデザイン。ディスプレイの周辺をすっきり軽快にし、テレビを現代の住環境にインストールします。
現代とモダニズム、エモーショナルとラショナル、アートとテクノロジー。異なる時代精神を重ね合わせる事で生まれた、ザイトガイストだけのテレビスタンド。ロマンティシズムに満ちた工業デザインが、現代の最新技術を美しく支えていきます。

バウハウスのデザイン思想

バウハウスのデザイン思想

”ただ理念のみが、これほどまで広く伝播するだけの力を持っているのである。” ルードヴィッヒ ミース ファン デア ローエ    
イームズが生まれてから100年

イームズが生まれてから100年

イームズが生まれてから100年 アメリカでモダンデザインとしてその思想を開花させたデザイナーの一人、イームズが生まれてから100年がたちます。 2012年の6月でイームズが生きていれば、105回目の誕生日を迎えたそうです [...]
ミッドセンチュリーモダンの頃 #1

ミッドセンチュリーモダンの頃 #1

ミッドセンチュリーの頃、ニューヨーク、マンハッタンのインテリアデザインの世界で働いた日本人女性がいました。 ミッドセンチュリーモダンのデザインは1930年代以降に勃興し、その後アメリカ国内で認知を広げていきました。 その [...]
イームズとミッドセンチュリーのテクノロジー

イームズとミッドセンチュリーのテクノロジー

ポラロイドカメラ ポラロイドSX-70は1972年に発売された、撮った写真をすぐ見る事が出来るインスタントカメラです。撮影したその場ですぐに写真が見れるこのインスタントカメラの技術は、フィルムを現像に出しその数日後に仕上 [...]
キックスターターがCESを占拠する。

キックスターターがCESを占拠する。

2013年1月アメリカラスベガスに於いて開催されたCES(コンシューマーエレクトロニクスショー)では、インターネットによる業界と市場の変化が起き始めていました。 Micro Brewed Brandsの台頭 Micro [...]
FSMとマシュマロ

FSMとマシュマロ

FSMをご使用されているO様宅では、FSMがジョージネルソンのマシュマロソファにとても良く似合っています。 1956年にデザインされたアメリカンモダンデザインはどこか楽しげで、ちょっと微笑ましいモダンデザインアイコンです [...]
プロテスタンティズムの倫理とモダニズムの精神

プロテスタンティズムの倫理とモダニズムの精神

”プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神”はウェーバーによる近代資本主義に於ける宗教が果たした役割を書いた書。解説では”営利の追求を敵視するピューリタニズムの経済倫理が実は近代資本主義の生誕に大きく貢献したのだという [...]
” デザイナー ”とは R バックミンスター フラー

” デザイナー ”とは R バックミンスター フラー

“A designer is an emerging synthesis of artist, inventor, mechanic, objective economist and evolutionary [...]
かんたんバウハウスの歴史

かんたんバウハウスの歴史

 バウハウスの歴史を2分でまとめると。     二つの世界大戦の狭間に生まれた、現代のデザイン活動です。 ドイツ語でbauhausの意味は”建物の学校”とか言う意味です。 それまではアートとデザインは [...]
ミースの言葉

ミースの言葉

Mies: “I feel that it must be possible to harmonize the old and new in our civilization” ミース ”新しいものと旧いものを、私たちの [...]
シンプルデザインのテレビスタンド。無駄をそぎ落とした、全く新しい機能的なデザイン。

シンプルデザインのテレビスタンド。無駄をそぎ落とした、全く新しい機能的なデザイン。

  テレビ台 はもっとシンプルでいい。 という考えから生まれたテレビスタンド。    シンプルデザインのテレビスタンドFSM    無駄なスペースを取らないテレビ。 突き詰めて生まれたデザイ [...]
ネットフリックス  ( NETFLIX ) がデザイン する、物を所有しないシンプル ミニマル なライフスタイル 。

ネットフリックス ( NETFLIX ) がデザイン する、物を所有しないシンプル ミニマル なライフスタイル 。

ネットフリックス やフールー のストリーミングサービスが、テレビ周辺のインテリアデザインを変えていく。 8月24日(2015年)に ネットフリックス とソフトバンクが提携し、9月から日本でのサービスを開始するとの発表があ [...]
スティーブ・ジョブスとアイクラー・ホームズ

スティーブ・ジョブスとアイクラー・ホームズ

スティーブ・ジョブス の育った家とアイクラー・ホームズ スティーブ・ ジョブス は伝記『 スティーブ・ ジョブス 』(ウォルター・アイザックソン2011)で、自らが育った家とされる(*)アイクラー・ホームズを賞賛している [...]
イームズ ・ハウスと「パワーズ・オブ・テン」

イームズ ・ハウスと「パワーズ・オブ・テン」

イームズ ・ハウスと「パワーズ・オブ・テン」に観るチャールズイームズの世界感 ケースススタディハウス#8 イームズ・ハウスはケース・スタディ・ハウス#8として1949年にチャールズ&レイ・イームズの自邸として建てられたも [...]
ミッドセンチュリーモダンの頃 #2

ミッドセンチュリーモダンの頃 #2

ミッドセンチュリーモダンの頃 #2 1962年よりニューヨークに住み、パーソンズ専門学校に通い、その後マンハッタンで会社勤めをした事は前に書きました。 その続きとしてこれを書いています。 建築家の家 ハーマンミラー社N. [...]
アトムの時代とカリフォルニア・モダン・リビング  ミッドセンチュリー モダンの時代背景

アトムの時代とカリフォルニア・モダン・リビング  ミッドセンチュリー モダンの時代背景

核、水爆への恐怖と住宅デザイン ミッドセンチュリー は核の時代でもある。アメリカと旧ソ連は1950~60年代を通じて、次々と核実験をエスカレートさせていた。 カリフォルニアの明るい日差しのなかに、見えない核の恐怖が偏在し [...]
バウハウス ができあがるまで

バウハウス ができあがるまで

 バウハウス のルーツ モダンデザインの源流となったバウハウスだが、モダンデザイン誕生の歴史には想像以上に紆余曲折があった。 バウハウス のルーツは19世紀末のイギリスのアーツ・アンド・クラフツ運動に求めることができる。 [...]
フランク・ロイド・ライト とモダンデザイン vol.1

フランク・ロイド・ライト とモダンデザイン vol.1

フランク・ロイド・ライト 、ミドルエイジからの自由と解放。 43歳の フランク・ロイド・ライト は、妻子を捨て、施主の妻だったメイマ・チェニーとヨーロッパに駆け落ちする。1910年、明治43年のことだ。 やむにやまれぬ情 [...]
フランク・ロイド・ライト とモダンデザイン vol.2

フランク・ロイド・ライト とモダンデザイン vol.2

フランク・ロイド・ライト のジャポニズム、日本趣味 フランク・ロイド・ライト のジャポニズム(日本趣味)は1850年代中葉にヨーロッパで流行し、世紀末から20世紀初頭にかけて、アメリカでも注目を集めるようになる。 188 [...]
『 バウハウスと茶の湯 』日本の心とモダンデザイン

『 バウハウスと茶の湯 』日本の心とモダンデザイン

女学校を出て花嫁修業をしていた、デザインとも建築とも無縁な20歳の日本人女性がバウハウスに入学したら。 『 バウハウスと茶の湯 』の著者山脇道子は1930年(昭和5年)、夫の建築家山脇巌とともにデッサウのバウハウスに入学 [...]
壁寄せスタンド のデザインがインテリアにマッチするように素敵になりました。

壁寄せスタンド のデザインがインテリアにマッチするように素敵になりました。

シンプルなデザインの 壁寄せスタンド スペースを取らない 壁寄せスタンド で部屋が広がり、テレビがインテリアにマッチします。   その特徴はミニマルな構造と軽快さ リビングルームにはなるべく家具や物は置きたくな [...]
ホール・アース・カタログ 断章~カウンターカルチャーの時代~

ホール・アース・カタログ 断章~カウンターカルチャーの時代~

『ホール・アース・カタログ』断章~カウンターカルチャーの時代~ ホール・アース・カタログ 、 Whole Earth Catalog(WEC)は1960年代後半から70年代にかけて、世界の多くの人々に多大な影響を与えた伝 [...]
バックミンスター ・ フラー 宇宙との調和の意思

バックミンスター ・ フラー 宇宙との調和の意思

「失敗をしなくなった時にはじめて、成功するのだ」 バックミンスター ・フラーは、ブラック・マウンテン・カレッジで教えていた学生に対してこう助言した。 ブラック・マウンテン・カレッジとは1933年にノース・キャロライナに作 [...]
坂倉準三 のモダニズム 神奈川県立近代美術館

坂倉準三 のモダニズム 神奈川県立近代美術館

鎌倉近代美術館の名で親しまれた神奈川県立近代美術館が2016年1月31日で閉館した。 坂倉準三 の設計による日本におけるモダニズム建築の至宝だ。 鶴岡八幡宮の森のなかに、たった今、舞い降りたような端正な白いヴォリュームは [...]
国立西洋美術館 ~ ル・コルビュジエ からの日本への贈りもの~

国立西洋美術館 ~ ル・コルビュジエ からの日本への贈りもの~

  ル・コルビュジエ の日本における唯一の作品 ル・コルビュジエの日本における唯一の作品が東京上野にある国立西洋美術館だ。 2016年7月17日にユネスコの世界遺産に登録されることが決定したとの報道があった。国立西洋美術 [...]
ミース・ファン・デル・ローエ のガソリンスタンド

ミース・ファン・デル・ローエ のガソリンスタンド

 ミース・ファン・デル・ローエ のガソリンスタンド ミース・ファン・デル・ローエ は、最晩年にカナダのモントリオールでガソリンスタンドの設計をしている。ナン島にあるエッソのガソリンスタンドだ。このガソリンスタンドはDVD [...]
民藝 とモダンデザイン~日本民藝館 を訪ねて~

民藝 とモダンデザイン~日本民藝館 を訪ねて~

洋風の住宅や低層マンションが建ち並ぶ東京・駒場の静かな住宅街のなかに、独特の和様式の建物が忽然と姿を現す。柳宗悦が創設した日本民藝館 だ。 本館と道路を隔てた向かいには、旧柳宗悦邸の西館がある。ファサード部分は、栃木県か [...]
メタボリズム ・レトロスペクティブ~歴史になったアヴァンギャルド~

メタボリズム ・レトロスペクティブ~歴史になったアヴァンギャルド~

メタボリズム はもともとは新陳代謝を意味する言葉で1960年代に日本におこった建築運動のことである。日本発の唯一の建築運動と言ってもよいだろう。 当時、高度経済成長下にあった日本における最大の問題は、人口の流入、混雑を極 [...]
ジュリアス・シュルマン ~メディアとしての建築写真~

ジュリアス・シュルマン ~メディアとしての建築写真~

「よいデザインが受け入れられることはめったにない。だから売り込まなけらばならないのだ」。建築写真家のジュリアス・シュルマンの言葉だ。 ジュリアス・シュルマン の写真で最も有名なのは、ケーススタディ・ハウス#22を撮った一 [...]
晴海は「輝ける都市」の夢を見るか~ 前川國男 の晴海高層アパート~

晴海は「輝ける都市」の夢を見るか~ 前川國男 の晴海高層アパート~

ル・コルビュジエは、自らの理想都市「輝ける都市」の実現化をいくつかのユニテ・ダビダシオンで試みた。建物を高層化し、太陽と緑を享受するというビジョンの住宅版だ。マルセイユのユニテ・ダビタシオン(1952)が有名だ。 日本に [...]
今も残る昭和 モダニズム 住宅の至宝 土浦亀城邸

今も残る昭和 モダニズム 住宅の至宝 土浦亀城邸

その白い箱は白金長者丸の住宅街にひっそりと建っていた。 昭和の モダニズム 住宅 の原型ともいえる 土浦亀城 邸だ。1935年(昭和15年)築ということは築後80年を超えている。 日本において住宅は平均すると築30年で建 [...]
プルーイット・アイゴー の光と影~モダニズムという自由の重さ~

プルーイット・アイゴー の光と影~モダニズムという自由の重さ~

コヤニスカッツィ Koyaanisqatsiとは、ネイティブ・アメリカンのホピ族の言葉で「常軌を逸した生活」というような意味だ。映画『コヤニスカッツィ』(ゴッドフリー・レッジョ監督1982)は、その言葉通りに、現代文明の [...]
解体を待つ 丹下健三 の電通本社ビル~幻の築地再開発計画~

解体を待つ 丹下健三 の電通本社ビル~幻の築地再開発計画~

丹下健三 が設計した築地の電通本社ビル(電通テックビル 1967年竣工)は取り壊しが決まり、現在は空き家状態になっている。跡地は周辺も含めて住友不動産によって開発される予定だ。 丹下健三 は当時の電通社長吉田秀雄から本社 [...]
ジョゼフ・アルバース 『配色の設計』

ジョゼフ・アルバース 『配色の設計』

 ジョゼフ・アルバース 著『配色の設計』のすすめ   ジョゼフ・アルバース 著『配色の設計』 (Interaction of Color 1963)は、すでに色彩理論の古典的位置づけにあるが、実践を重んじるその [...]
モダンデザインのレガシー を追って<前編>~東京オリンピック1964の遺産~

モダンデザインのレガシー を追って<前編>~東京オリンピック1964の遺産~

今から53年前の1964年の東京オリンピックによって東京の街は様変わりする。 当時の日本が威信をかけた モダンデザインのレガシー (遺産)、その光と影を今の東京に追った。<前編>では青山、代々木エリアに東京オリンピック1 [...]
空間をめぐる権力 ~ マーク・ロスコ のシーグラム壁画はなぜザ・ フォーシーズンズ に飾られなかったのか~

空間をめぐる権力<前編> ~ マーク・ロスコ のシーグラム壁画はなぜザ・ フォーシーズンズ に飾られなかったのか~

ニューヨークの伝説の高級レストラン、シーグラムビルにあるザ・ フォーシーズンズ The Four Seasons が2016年7月16日で閉鎖し、パークアヴェニューの新たな場所に移転することが報じられた。ひとつの時代の終 [...]
モダンデザインのレガシーを追って<中編>~ 東京オリンピック 1964の遺産~

モダンデザインのレガシーを追って<中編>~ 東京オリンピック 1964の遺産~

今から53年前の1964年の 東京オリンピック によって東京の街は様変わりする。   当時の日本が威信をかけたモダンデザインのレガシー(遺産)とその光と影を今の東京に追った。<中編>では渋谷エリアに 東京オリン [...]
空間をめぐる権力

空間をめぐる権力<後編> ~ マーク・ロスコ のシーグラム壁画はなぜザ・フォーシーズンズに飾られなかったのか~

マーク・ロスコのシーグラム壁画(Manhattan Mural)は、シーグラムビルの高級レストラン ザ・フォー・シーズンズの壁を飾ることはなかった。 ロスコが一方的に契約を破棄して、作品の引渡しを拒否したからだ。何故、ロ [...]
モダンデザインのレガシーを追って<後編>~ 東京オリンピック 1964の遺産~

モダンデザインのレガシーを追って<後編>~ 東京オリンピック 1964の遺産~

今から53年前の1964年の 東京オリンピック によって東京の街は様変わりする。   当時の日本が威信をかけたモダンデザインのレガシー(遺産)とその光と影を今の東京に追った。<後編>では東京都心と駒沢エリアに東 [...]
わびさびと モダニズム ~レナード・コーレン『わびさびを読み解く』を読んで~

わびさびと モダニズム ~レナード・コーレン『わびさびを読み解く』を読んで~

「日本は西洋の モダニズム に先駆けること数百年、室町時代の中期に、既に簡素に美を見出す価値観を生み出していた」(原研哉 『白』 2008) 簡素さを尊ぶ日本の価値観とモダニズム の類似性は、近代を輸入し、モダニズム を [...]
失われつつある「奥」を求めて~ 槇文彦 『見えがくれする都市』とヒルサイドテラス<前編>~

失われつつある「奥」を求めて~ 槇文彦 『見えがくれする都市』とヒルサイドテラス<前編>~

見田宗介は、世界人口の増加率曲線は1970年前後に変曲点があり、1970年前後は、20世紀後半に起こった社会の爆発的拡大という時代が世界的に転換点を迎えた時期だと述べている。(見田宗介『社会学入門』 岩波新書 2006) [...]
失われつつある「奥」を求めて~槇文彦『見えがくれする都市』とヒルサイドテラス<中編>~

失われつつある「奥」を求めて~槇文彦『見えがくれする都市』とヒルサイドテラス<中編>~

ハーバード大学のアーバンデザイン学科で教鞭を執っていた 槇文彦 が、日本に帰国して槇総合計画事務所を作るのが1965年。37歳の時だ。 1967年、 槇文彦 はオーナーである朝倉家と出会い、ヒルサイドテラスの設計が始まる [...]
失われつつある「奥」を求めて~ 槇文彦 『見えがくれする都市』とヒルサイドテラス<後編>~

失われつつある「奥」を求めて~ 槇文彦 『見えがくれする都市』とヒルサイドテラス<後編>~

<後編>ではヒルサイドテラス第3期から最終期に当たるヒルサイドウエストを訪ね、槇文彦 によって実践された「奥の思想」を探ってみる。 <古代の猿楽塚を取り込んだ、時を重ねるデザイン> 第3期にあたるD棟とE棟は、第2期のC [...]
ソール・バス 映画タイトル名作8選

ソール・バス 映画タイトル名作8選

今では当たり前になった、本や雑誌の表紙、企業の広告やCIなどにおけるグラフックデザインの導入は、1950年代のアメリカで始まった。あこがれのライフスタイルやしゃれたイメージを視覚に訴えて、戦後の爆発的な経済発展を担った中 [...]
誰も デュシャン から逃れられない~《大ガラス》東京ヴァージョンを前にして~

誰も デュシャン から逃れられない~《大ガラス》東京ヴァージョンを前にして~

今からちょうど100年前の1917年、後年20世紀美術史最大の事件として記憶されることとなる出来事が起る。 ニューヨークで開催が予定されていた独立美術家協会の展覧会に、Fountain 《泉》と題された作品が参加費用とと [...]
妄想 バルセロナ・チェア

妄想 バルセロナ・チェア

そこに置くだけで場の雰囲気が一変する椅子が存在する。 ミース・ファン・デル・ローエによる バルセロナ・チェア はそうした椅子の代表だ。 革新的な構造とフォルム、優雅にしてクール。モダンファニチャーの頂点ともいえるこの椅子 [...]
ミース的なもの、日本的なもの~ 清家清 の斉藤助教授の家~

ミース的なもの、日本的なもの~ 清家清 の斉藤助教授の家~

 バウハウスの創始者ヴァルター・グロピウスは、1954年に来日した際、自らの希望により 清家清 が設計した斉藤助教授の家(1952年)を訪れ、「日本建築の伝統と近代技術の幸福な結婚」と賞賛した。グロピウスは清家を自らが主 [...]
インターナショナル・スタイル と抽象表現主義絵画~白い壁を飾るものは~

インターナショナル・スタイル と抽象表現主義絵画~白い壁を飾るものは~

1932年(昭和7年)、ニューヨーク近代美術館(MOMA)で「モダン・アーキテクチャー:インターナショナル展覧会」Modern Architecture : International Exhibitionと題された建築 [...]
ものの輪郭を求めて~ 深澤直人 のデザイン ~

ものの輪郭を求めて~ 深澤直人 のデザイン ~

優れたデザインは、その行為が個人に由来するものでありながら、同時に他者に対して開かれた客観性のようなものを感じさせるものだ。深澤直人 のデザインもそうしたオープンネスを感じさせるデザインだ。 優れたデザインを語った言葉を [...]
ポロック 作品とオーネット・コールマンのフリー・ジャズ 〜アクション・ペインティングとフリー・ジャズ~

ポロック 作品とオーネット・コールマンのフリー・ジャズ 〜アクション・ペインティングとフリー・ジャズ~

アナログレコードが人気だ。デジタルデータにはない厚みのある音もさることながら、「ジャケット愛」もその人気の理由だそうだ。 LPレコードが主流だった時代、アルバムジャケットのアートワークはひとつの作品として存在感を持ってい [...]
『 ブレードランナー 2049』~失われた大地と建築、都市、記憶~<前編>

『 ブレードランナー 2049』~失われた大地と建築、都市、記憶~<前編>

『 ブレードランナー 2049』 ~失われた大地と建築、都市、記憶~ 「太陽・緑・空間」。CIAM(近代建築国際会議)が1933年にアテネ憲章として提唱した近代都市のスローガンだ。元ネタはル・コルビュジェの《輝く都市》の [...]
AllAbout インテリアになじむシンプルおしゃれなテレビ台が登場 記事

AllAbout インテリアになじむシンプルおしゃれなテレビ台が登場 記事

AllAbout 暮らし セクションにウッドタイプのテレビスタンドFSW、フロアスタンドウッドが紹介されました リビングのテレビ周りは、毎日視線がいくところだからこそ、自分好みの雰囲気に整えておきたいもの。「インテリアに [...]
Wallpaper* magazine 2018's best technology toys

Wallpaper* magazine 2018’s best technology toys

Wallpaper紙 2018年ベストテクノロジートーイの記事にザイトガイストのFSWが紹介されました。  
映画『 ブレードランナー 2049 』~失われた大地と建築、都市、記憶~<後編>

映画『 ブレードランナー 2049 』~失われた大地と建築、都市、記憶~<後編>

 ブレードランナー 2049 ~失われた大地と建築、都市、記憶~ <後編> (*Blade Runner 2049, source : https://www.nytimes.com/2017/10/08/movies/ [...]
映画『 2001年宇宙の旅 』から半世紀の今~『1/2 Century Later.』 by THE EUGENE Studio~

映画『 2001年宇宙の旅 』から半世紀の今~『1/2 Century Later.』 by THE EUGENE Studio~

 2001年宇宙の旅 から半世紀の今を見据えるアート展 今年2018年は1968年から50年、半世紀に当たる。 1968年はスタンリー・キューブリック監督の映画『2001年宇宙の旅』が公開され、フィリップ・K・ディックの [...]
2001年宇宙の旅 から半世紀の今 <後編>  ~『1/2 Century Later.』 by THE EUGENE Studio~

2001年宇宙の旅 から半世紀の今 <後編> ~『1/2 Century Later.』 by THE EUGENE Studio~

2001年宇宙の旅 から半世紀の今を見据えるアート展  ~『1/2 Century Later.』 by THE EUGENE Studio~ 寒川裕人(Eugene Kangawa)が率いるTHE EUGENE Stu [...]
クルツィオ・ マラパルテ と私のような家《 マラパルテ 邸》

クルツィオ・ マラパルテ と私のような家《 マラパルテ 邸》

 息を飲む、まさにそんな光景。 世界で最も美しい家と言われてきた マラパルテ 邸(Casa Malaparteカーサ・ マラパルテ  1939)である。   (*source : http://lisapari [...]
装飾とデザイン を考える ~「装飾は流転する」展をきっかけに~

装飾とデザイン を考える ~「装飾は流転する」展をきっかけに~

装飾とは時代遅れの産物か? シンプルなモダンデザインが当たりまえになっている時代にあって、装飾は過去の因習や特権の象徴、時代遅れのスタイル、バッドセンスの意匠、と完全に悪者扱いである。 ミュラー邸などモダンニズム建築の先 [...]
ガブリエル ”ココ”  シャネル シンプル の系譜<1>

ガブリエル ”ココ” シャネル シンプル の系譜<1>

モダンデザインを一言でいうとシンプルなデザインということになるだろう。 広辞苑には「シンプル」とは「単純なさま」とある。シンプルとは、色・かたち・素材が簡素で抑制されているさまである。 シンプルはモダニズムの専売特許では [...]
物質の発見、ものとの対話 ~ 「くまのもの- 隈研吾 とささやく物質、かたる物質」展 ~

物質の発見、ものとの対話 ~ 「くまのもの- 隈研吾 とささやく物質、かたる物質」展 ~

『建築的欲望の終焉』、『負ける建築』、『自然な建築』、『反オブジェクト』。著作の題名をたどるだけで建築家  隈研吾 が目指してきたものが、一貫して<反建築>であることが分かる。 隈本人の言葉で言えば「自己中心的で威圧的な [...]
アドルフロース シンプルの系譜<2>

アドルフロース シンプルの系譜<2>

モダンデザインを一言でいうとシンプルなデザインということになるだろう。 広辞苑には「シンプル」とは「単純なさま」とある。シンプルとは、色・かたち・素材が簡素で抑制されているさまである。 シンプルはモダニズムの専売特許では [...]
ル・コルビュジエ の肉声が語る芸術、建築、人生

ル・コルビュジエ の肉声が語る芸術、建築、人生

ル・コルビュジエ は50冊を越える著作を残している。モダニズム建築のもうひとりの巨匠であるミース・ファン・デル・ローエが一冊の著作も残さなかったのとは対象的であり、その多作さと能弁な語り口は、言葉を能くする建築家のなかで [...]
足利義政 シンプルの系譜<3>

足利義政 シンプルの系譜<3>

モダンデザインを一言でいうとシンプルなデザインということになるだろう。 広辞苑には「シンプル」とは「単純なさま」とある。シンプルとは、色・かたち・素材が簡素で抑制されているさまである。 シンプルはモダニズムの専売特許では [...]
妹島和世 のすみだ北斎美術館

妹島和世 のすみだ北斎美術館

 プリッカー賞受賞建築家・ 妹島和世 による最新美術館 を都内で観られるのが、すみだ北斎美術館です。 すみだ北斎美術館は、『富嶽三十六景』や『北斎漫画』などで有名な江戸後期の天才浮世絵師・葛飾北斎(1760-1849)が [...]
ボーブランメル  シンプルの系譜<4>

ボーブランメル シンプルの系譜<4>

モダンデザインを一言でいうとシンプルなデザインということになるだろう。 広辞苑には「シンプル」とは「単純なさま」とある。シンプルとは、色・かたち・素材が簡素で抑制されているさまである。 シンプルはモダニズムの専売特許では [...]
「建築の日本展」を観て<前編>~ 千利休 の国宝茶室・待庵の内部空間擬似体験~

「建築の日本展」を観て<前編>~ 千利休 の国宝茶室・待庵の内部空間擬似体験~

「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」(2018年4月25日~9月17日@森美術館)   監修を務めた建築家で建築史家の藤森照信は、日本の建築家の基礎体力は木造建築にあり、石造建築の技術を発展させてきた欧米 [...]
北欧デザイン シンプルの系譜<5>

北欧デザイン シンプルの系譜<5>

モダンデザインを一言でいうとシンプルなデザインということになるだろう。 広辞苑には「シンプル」とは「単純なさま」とある。シンプルとは、色・かたち・素材が簡素で抑制されているさまである。 シンプルはモダニズムの専売特許では [...]
「建築の日本展」を観て<後編> 丹下健三自邸

「建築の日本展」を観て<後編> 丹下健三自邸

「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」丹下健三自邸 (2018年4月25日~9月17日@森美術館)では目玉として2つの巨大模型による作品が展示されている。 <前編>では、妙喜庵待庵(みょうきあん・たいあん、1581年 [...]
漱石 山房とウイリアムモリスのレッドハウス

漱石 山房とウイリアムモリスのレッドハウス

「私は建築家になろうと思ったのです」。夏目 漱石 の言葉だ。   大正3年(1914年)東京高等工業学校(現在の東京工業大学の前身)での講演で 漱石 は続けてこう言っている。   「まだ子供のとき、財 [...]
桂離宮 シンプルの系譜<6>

桂離宮 シンプルの系譜<6>

モダンデザインを一言でいうとシンプルなデザインということになるだろう。 広辞苑には「シンプル」とは「単純なさま」とある。シンプルとは、色・かたち・素材が簡素で抑制されているさまである。 シンプルはモダニズムの専売特許では [...]
住宅 は車に憧れ、車は 住宅 を夢見る <1>

住宅 は車に憧れ、車は 住宅 を夢見る <1>

18世紀のフランス宮廷社会では、現代人が車に寄せるのと同様の興味と関心が、家具に対して寄せられていたそうだが、20世紀にモダニズムが誕生した時から、車と住宅 はお互いを強く意識する関係だった。   住むための機 [...]
住宅は 車 に憧れ、 車 は住宅を夢見る <2>

住宅は 車 に憧れ、 車 は住宅を夢見る <2>

住宅は車に憧れ、 車 は住宅を夢見る。 独自の哲学と技術をもって、その両方の歴史に、余人には到底およばない足跡を残したのがバックミンスター・フラーである。   空飛ぶ 車 を目指した バックミンスター・フラー [...]
もうすぐ改修予定の 坂倉準三 のアンスティチュ・フランセ東京<前編>

もうすぐ改修予定の 坂倉準三 のアンスティチュ・フランセ東京<前編>

新宿区市谷のアンスティチュ・フランセ東京(旧東京日仏学院・1951年)は来年(2019年)、建築家・藤本壮介によって改修・増築の予定だ。   最初の建物が完成してから今年で57年、改修前に 坂倉準三 のマスター [...]
もうすぐ改修予定の 坂倉準三 の アンスティチュフランセ 東京 <後編>

もうすぐ改修予定の 坂倉準三 の アンスティチュフランセ 東京 <後編>

再訪した アンスティチュフランセ 東京(旧東京日仏学院・1951年)では、来年(2019年)改修・増築を迎えるにあたって、「建築家・ 坂倉準三 パリ-東京 生き続ける建築」展(2018年9月6日~10月21日)が開催され [...]
モダンデザイン はなぜ生まれたのか ~ 『我々は人間なのか?』が問いかけるもの ~

モダンデザイン はなぜ生まれたのか ~ 『我々は人間なのか?』が問いかけるもの ~

 モダンデザイン はなぜ生まれたのか ~ 『我々は人間なのか?』が問いかけるもの ~   『我々は人間なのか?』(ビアトリス・コロミーナ、マーク・ウィグリー、牧尾晴喜訳、BNN新社、2017年)は、「デザインの [...]
映画に描かれたポストヒューマン像 上  記憶と ガイスト (精神)をめぐる物語

映画に描かれたポストヒューマン像 上  記憶と ガイスト (精神)をめぐる物語

シンギュラリティ(技術的特異点)をめぐる議論では、2045年にはAI(人工知能)の能力が人間を凌駕して、AIは人間を超えた存在となり、AI自体もしくはAIと接続された人間は、それまでの人間の能力をはるかに超えたポスト・ヒ [...]
映画に描かれた ポストヒューマン 像  下   人間を超えることへの願望と不安

映画に描かれた ポストヒューマン 像 下 人間を超えることへの願望と不安

アンドロイド、サイボーグ、AI(人工知能)など、さまざまに想像されてきた ポストヒューマン 像。それは人間の鏡であり、つまりは人間とはなにか?という根源的な問いに対するシミュレーションのようなものだ。   <上 [...]
アメリカのバウハウス

アメリカのバウハウス

今年(2019年)は、バウハウスが設立されてからちょうど100年にあたる。ドイツのワイマール(ヴァイマル)のバウハウス校は、1919年にヴァルター・グロピウスを初代校長として開設された。 バウハウスは1925年にデッサウ [...]
建築家・ 坂茂 が手がけたホテル 《ショウナイホテル スイデンテラス》

建築家・ 坂茂 が手がけたホテル 《ショウナイホテル スイデンテラス》

坂茂 の《ショウナイホテル スイデンテラス》 SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSEに泊まってみました。 《ショウナイホテル スイデンテラス》は山形県鶴岡市にあります。その名の通り、米どころを象徴する庄 [...]
グリニッチヴィレッジ・コネクション<上> ジェイン・ジェイコブスと ボブ・ディラン

グリニッチヴィレッジ・コネクション<上> ジェイン・ジェイコブスと ボブ・ディラン

『アメリカ大都市の死と生』 THE DEATH AND LIFE OF GREAST AMRICAN CITIES (1961)(★1)は、アーバンデザインや都市計画の分野ではバイブル的存在として名高い著作だ。 &nbs [...]
グリニッチヴィレッジ・コネクション<中> ジェイン・ジェイコブズと スーザン・ソンタグ

グリニッチヴィレッジ・コネクション<中> ジェイン・ジェイコブズと スーザン・ソンタグ

ジェイン・ジェイコブズと スーザン・ソンタグ グリニッチ・ヴィレッジ・コネクション<上>に続いて60年代のニューヨーク グリニッチ・ヴィレッジの群像を。 ウエスト・ヴィレッジ(グリニッチ・ヴィレッジの西側で6 [...]
アルヴァ・アアルト 展   「小さな国」が生んだ「小さな人間」のためのモダニズム

アルヴァ・アアルト 展  「小さな国」が生んだ「小さな人間」のためのモダニズム

 アルヴァ・アアルト Alvar Aaltoは、合理性や機能に軸足を置きながら、人間味が感じられる建築や家具やプロダクトなど、独自のモダンデザインを生んだフィンランドの巨匠建築家だ。   曲げ木を使ったシンプル [...]
グリニッチヴィレッジ・コネクション<下> グレース・ペイリー

グリニッチヴィレッジ・コネクション<下> グレース・ペイリー

グレース・ペイリー グリニッチ・ヴィレッジ・コネクション<下>   グリニッチ・ヴィレッジ・コネクション<上>、<中>に続いて60年代のニューヨーク グリニッチ・ヴィレッジの群像を。   東をブロード [...]
モダニズムが夢みる「 アナザーユートピア 」

モダニズムが夢みる「 アナザーユートピア 」

建築ではなくオープンスペースからこれからの都市をあり方を考える。建築家の 槇文彦 が「 アナザーユートピア 」という論考で問題提起している。   槇文彦の問題提起とそれへのさまざまな専門家からの応答で構成された [...]
デザインとつくること ~人類学からの示唆 ティム・インゴルド『 メイキング 』を読んで~

デザインとつくること ~人類学からの示唆 ティム・インゴルド『 メイキング 』を読んで~

建築やプロダクトデザインの世界において、僕らは普通、デザインとつくることは別のものと考えている。   デザインは建築家やデザイナーが担い、施工・製作は建設会社やメーカーが担う。建築物や製品の設計やデザインを決め [...]
空間のデザインをめぐって 建築的空間と社会的空間 ~ 隈研吾 教授最終連続講義から~

空間のデザインをめぐって 建築的空間と社会的空間 ~ 隈研吾 教授最終連続講義から~

  2020年3月で東京大学教授を退官する建築家・ 隈研吾 の最終講義「工業化社会の後にくるもの」が4月から全12回にわたって行われている。   講義とはいっても教授からの一方的な話ではなく、毎回異なるテーマを [...]
ミニマリスト シンプルの系譜<7>

ミニマリスト シンプルの系譜<7>

 モダンデザインを一言でいうとシンプルなデザインということになるだろう。   広辞苑には「シンプル」とは「単純なさま」とある。シンプルとは、色・かたち・素材が簡素で抑制されているさまである。   シン [...]
高さのある設置 壁寄せテレビスタンド FSM フロアスタンドメタル 

高さのある設置 壁寄せテレビスタンド FSM フロアスタンドメタル 

壁寄せテレビスタンド FSM で壁掛けテレビのように、 テレビを高い位置に。   ダイニングテーブルに座った位置からテレビを見たり、 キッチンで作業している間にダイニングのテレビを見る。   部屋のい [...]
50脚のチェアでたどる モダンファニチャー の歴史 ~「長く生きる。”DNA”を繋ぐ50脚の椅子展」 @無印良品 銀座~

50脚のチェアでたどる モダンファニチャー の歴史 ~「長く生きる。”DNA”を繋ぐ50脚の椅子展」 @無印良品 銀座~

  下の写真の椅子は、ミース・ファン・デル・ローエが、自身の設計した《トゥーゲントハット邸》のためにデザインしたダイニング・チェア。一般には《チューブラー・チェア》(1930)と呼ばれている(★)。   [...]
ファッション と建築

ファッション と建築

かつて、 ファッション 雑誌が好きで、買いまくっていた時期があった。   メンクラ、流行通信、anan、ノンノ、マリクレール、フィガロ、JJ、WWD、ポパイ、ホットドッグプレス、L’homme Vogue、ブル [...]
完璧さという悲劇 ~ウディ・アレン監督・映画『 インテリア 』~

完璧さという悲劇 ~ウディ・アレン監督・映画『 インテリア 』~

完璧な インテリア 。   完璧なデザインのモノや空間に囲まれて暮らす。誰もが一度はあこがれるライフスタイルだ。   計算されたフォルム、絶妙なプロポーション、吟味された素材、味わいのあるテクスチャ、 [...]
時の輝き     ~  コッパー (銅)、 ブラス 、ブロンズ ~

時の輝き ~ コッパー (銅)、 ブラス 、ブロンズ ~

「鉄とガラスとコンクリート」 モダニズム建築の代名詞として使われるマテリアルだ。   鉄筋コンクリート造(RC造)の躯体にガラスの窓、あるいは、鉄骨造の構造体をガラスのカーテンウォールが包む、世界の都市はまさに [...]
ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス

ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス

パブリックってなんだろう? ~映画『 ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』~   映画『 ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』は、今年(2019年)89歳のドキュメンタリー映画の巨匠フレデリック・ワ [...]
大胆予測!虚構未来。 コロナ の時代の建築と都市 <上>

大胆予測!虚構未来。 コロナ の時代の建築と都市 <上>

新型 コロナ ウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックは、おさまる気配をみせていない(2020年4月28日現在)。まったく先行きが見通せない、この未曽有の事態がこれからの世界にどのような影響を与えるのだろうか。 [...]
大胆予測!虚構未来。 コロナ の時代の建築と都市 <下>

大胆予測!虚構未来。 コロナ の時代の建築と都市 <下>

  世界中に蔓延している新型 コロナ ウイルス感染症(COVID-19)は、建築や都市にどんな影響をもたらすのだろうか。   イギリスの新聞「ガーディアン」The Gardianは4月13日付記事でコ [...]
伊丹十三と 伊丹十三 記念館

伊丹十三と 伊丹十三 記念館

松山の 伊丹十三 記念館 に行ってきました。   伊丹十三 が亡くなって22年になります。映画監督で知られた 伊丹十三 は、商業デザイナー、イラストレーター、俳優、エッセイスト、テレビマン、CM作家など、多彩な [...]
イヴァン・ イリイチ 『コンヴィヴィアリティのための道具』~ あなたは道具の奴隷か?フェイスブックの製品か?

イヴァン・ イリイチ 『コンヴィヴィアリティのための道具』~ あなたは道具の奴隷か?フェイスブックの製品か?

  悩めるひとりの働く女性。   自分のキャリアのためにはどのタイミングで子どもを産むのがいいかと、上司に相談したところ「出産に『いいタイミング』なんかあるわけないじゃない」と言われて、とても気が楽に [...]