Mies: “I feel that it must be possible to harmonize the old and new in our civilization”

ミース ”新しいものと旧いものを、私たちの文明のなかで、調和させる事が出来るような気がする”

ミースが1929年万国博覧会のドイツ館として建設された、バルセロナパビリオンに対してのクオートです。

バルセロナ万国博覧会が行われたのは古代からの地、モンジュイックの岡。

そこに建てられたのが石、ガラス、水、鉄を使ったモダニズムを象徴するウルトラシンプルな博覧期間のためだけの仮設建築、バルセロナハウス。

バルセロナハウスの建物だけを見ても、現代ではさほど驚きを感じないのですが、その場所、その場所の背負った時代背景を考えればこの地で時代が交差していたのです。

場所、歴史、時間、様々なストーリーがすべてが交錯しそこに新しい時代が築かれ、新たなストーリーが生まれてきたのです。

 

 

 

その他にもミースの言葉があります。

Mies: “less is more.” “レス イズ モア”

Mies: “God is in the details.” “神は細部に宿る”

これらの言葉にもそれぞれの時代背景とストーリーを感じます。

写真: モンジュイックの岡 1929年撮影

リファレンスソース: Knoll

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