Posts tagged "モダン"

時の輝き ~ コッパー (銅)、 ブラス 、ブロンズ ~
「鉄とガラスとコンクリート」 モダニズム建築の代名詞として使われるマテリアルだ。 鉄筋コンクリート造(RC造)の躯体にガラスの窓、あるいは、鉄骨造の構造体をガラスのカーテンウォールが包む、世界の都市はまさに [...]

50脚のチェアでたどる モダンファニチャー の歴史 ~「長く生きる。”DNA”を繋ぐ50脚の椅子展」 @無印良品 銀座~
下の写真の椅子は、ミース・ファン・デル・ローエが、自身の設計した《トゥーゲントハット邸》のためにデザインしたダイニング・チェア。一般には《チューブラー・チェア》(1930)と呼ばれている(★)。   [...]

グリニッチヴィレッジ・コネクション<中> ジェイン・ジェイコブズと スーザン・ソンタグ
ジェイン・ジェイコブズと スーザン・ソンタグ グリニッチ・ヴィレッジ・コネクション<上>に続いて60年代のニューヨーク グリニッチ・ヴィレッジの群像を。 ウエスト・ヴィレッジ(グリニッチ・ヴィレッジの西側で6 [...]

グリニッチヴィレッジ・コネクション<上> ジェイン・ジェイコブスと ボブ・ディラン
『アメリカ大都市の死と生』 THE DEATH AND LIFE OF GREAST AMRICAN CITIES (1961)(★1)は、アーバンデザインや都市計画の分野ではバイブル的存在として名高い著作だ。 &nbs [...]

建築家・ 坂茂 が手がけたホテル 《ショウナイホテル スイデンテラス》
坂茂 の《ショウナイホテル スイデンテラス》 SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSEに泊まってみました。 《ショウナイホテル スイデンテラス》は山形県鶴岡市にあります。その名の通り、米どころを象徴する庄 [...]

アメリカのバウハウス
今年(2019年)は、バウハウスが設立されてからちょうど100年にあたる。ドイツのワイマール(ヴァイマル)のバウハウス校は、1919年にヴァルター・グロピウスを初代校長として開設された。 バウハウスは1925年にデッサウ [...]

モダンデザイン はなぜ生まれたのか ~ 『我々は人間なのか?』が問いかけるもの ~
モダンデザイン はなぜ生まれたのか ~ 『我々は人間なのか?』が問いかけるもの ~ 『我々は人間なのか?』(ビアトリス・コロミーナ、マーク・ウィグリー、牧尾晴喜訳、BNN新社、2017年)は、「デザインの [...]

もうすぐ改修予定の 坂倉準三 の アンスティチュフランセ 東京 <後編>
再訪した アンスティチュフランセ 東京(旧東京日仏学院・1951年)では、来年(2019年)改修・増築を迎えるにあたって、「建築家・ 坂倉準三 パリ-東京 生き続ける建築」展(2018年9月6日~10月21日)が開催され [...]

もうすぐ改修予定の 坂倉準三 のアンスティチュ・フランセ東京<前編>
新宿区市谷のアンスティチュ・フランセ東京(旧東京日仏学院・1951年)は来年(2019年)、建築家・藤本壮介によって改修・増築の予定だ。 最初の建物が完成してから今年で57年、改修前に 坂倉準三 のマスター [...]

住宅 は車に憧れ、車は 住宅 を夢見る <1>
18世紀のフランス宮廷社会では、現代人が車に寄せるのと同様の興味と関心が、家具に対して寄せられていたそうだが、20世紀にモダニズムが誕生した時から、車と住宅 はお互いを強く意識する関係だった。 住むための機 [...]

漱石 山房とウイリアムモリスのレッドハウス
「私は建築家になろうと思ったのです」。夏目 漱石 の言葉だ。 大正3年(1914年)東京高等工業学校(現在の東京工業大学の前身)での講演で 漱石 は続けてこう言っている。 「まだ子供のとき、財 [...]

「建築の日本展」を観て<後編> 丹下健三自邸
「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」丹下健三自邸 (2018年4月25日~9月17日@森美術館)では目玉として2つの巨大模型による作品が展示されている。 <前編>では、妙喜庵待庵(みょうきあん・たいあん、1581年 [...]