Posts tagged "モダンデザイン"
モダンデザインのレガシーを追って<中編>~ 東京オリンピック 1964の遺産~

モダンデザインのレガシーを追って<中編>~ 東京オリンピック 1964の遺産~

今から53年前の1964年の 東京オリンピック によって東京の街は様変わりする。   当時の日本が威信をかけたモダンデザインのレガシー(遺産)とその光と影を今の東京に追った。<中編>では渋谷エリアに 東京オリンピック 1964のレガシーを訪ねる。   <シブヤ文化が生まれるきっかけになった 東京オリンピック >   1964年の 東京オリンピック で最も変貌した街の筆 […]
空間をめぐる権力 ~ マーク・ロスコ のシーグラム壁画はなぜザ・ フォーシーズンズ に飾られなかったのか~

空間をめぐる権力<前編> ~ マーク・ロスコ のシーグラム壁画はなぜザ・ フォーシーズンズ に飾られなかったのか~

ニューヨークの伝説の高級レストラン、シーグラムビルにあるザ・ フォーシーズンズ The Four Seasons が2016年7月16日で閉鎖し、パークアヴェニューの新たな場所に移転することが報じられた。ひとつの時代の終わりを象徴する出来事として、多数のニューヨーカーから惜しむ声が上がった。   シーグラムビルはミース・ファン・デル・ローエが設計したニューヨークで唯一の建物だ(1959年 […]
モダンデザインのレガシー を追って<前編>~東京オリンピック1964の遺産~

モダンデザインのレガシー を追って<前編>~東京オリンピック1964の遺産~

今から53年前の1964年の東京オリンピックによって東京の街は様変わりする。 当時の日本が威信をかけた モダンデザインのレガシー (遺産)、その光と影を今の東京に追った。<前編>では青山、代々木エリアに東京オリンピック1964のレガシーを訪ねる。   <現在、建て替え中の国立競技場。消え去りつつある周囲に残る昭和の痕跡> 最初に1964年10月10日に開会式が開かれた旧国立競技場跡地を訪 […]
ジョゼフ・アルバース 『配色の設計』

ジョゼフ・アルバース 『配色の設計』

 ジョゼフ・アルバース 著『配色の設計』のすすめ   ジョゼフ・アルバース 著『配色の設計』 (Interaction of Color 1963)は、すでに色彩理論の古典的位置づけにあるが、実践を重んじるその内容は、バウハウスの教えを今に伝え、古びるところがない。   ジョゼフ・アルバース  Josef Albers(ドイツ語読みではヨゼフ・アルベルス)は1888年にドイツに […]
解体を待つ 丹下健三 の電通本社ビル~幻の築地再開発計画~

解体を待つ 丹下健三 の電通本社ビル~幻の築地再開発計画~

丹下健三 が設計した築地の電通本社ビル(電通テックビル 1967年竣工)は取り壊しが決まり、現在は空き家状態になっている。跡地は周辺も含めて住友不動産によって開発される予定だ。 丹下健三 は当時の電通社長吉田秀雄から本社ビルの設計を依頼された際、広く築地エリア全体を対象に「築地再開発計画」(1964)を策定する。 (*「築地再開発計画」CG 右奥中央寄りに見えるのが築地本願寺 『メタボリズムに未来 […]
今も残る昭和 モダニズム 住宅の至宝 土浦亀城邸

今も残る昭和 モダニズム 住宅の至宝 土浦亀城邸

その白い箱は白金長者丸の住宅街にひっそりと建っていた。 昭和の モダニズム 住宅 の原型ともいえる 土浦亀城 邸だ。1935年(昭和15年)築ということは築後80年を超えている。 日本において住宅は平均すると築30年で建て替わっているとの報告もある。木造住宅で築80年を越えて存続していることは自体ほとんど奇跡的なことといっても過言ではない。 敷地は長者丸の丘から西に向かって少し下がってゆく斜面の中 […]
晴海は「輝ける都市」の夢を見るか~ 前川國男 の晴海高層アパート~

晴海は「輝ける都市」の夢を見るか~ 前川國男 の晴海高層アパート~

ル・コルビュジエは、自らの理想都市「輝ける都市」の実現化をいくつかのユニテ・ダビダシオンで試みた。建物を高層化し、太陽と緑を享受するというビジョンの住宅版だ。マルセイユのユニテ・ダビタシオン(1952)が有名だ。 日本にもコルビュジエの理想都市を志した集合住宅があった。コルビュジエに師事した 前川國男 による日本住宅公団の晴海高層アパート(1957)である。 (*『現代集合住宅』 ロジャー・シャー […]
ジュリアス・シュルマン ~メディアとしての建築写真~

ジュリアス・シュルマン ~メディアとしての建築写真~

「よいデザインが受け入れられることはめったにない。だから売り込まなけらばならないのだ」。建築写真家のジュリアス・シュルマンの言葉だ。 ジュリアス・シュルマン の写真で最も有名なのは、ケーススタディ・ハウス#22を撮った一枚だろう。ハリウッドヒルズに建つ、建築家ピエール・コーニングが設計したスタール邸(1960)である。一目見たら絶対に忘れられないスペクタクルな一枚だ。 (*『カリフォルニア・デザイ […]
メタボリズム ・レトロスペクティブ~歴史になったアヴァンギャルド~

メタボリズム ・レトロスペクティブ~歴史になったアヴァンギャルド~

メタボリズム はもともとは新陳代謝を意味する言葉で1960年代に日本におこった建築運動のことである。日本発の唯一の建築運動と言ってもよいだろう。 当時、高度経済成長下にあった日本における最大の問題は、人口の流入、混雑を極める交通、不十分なインフラ、不足するオフィスや住宅など、急速に拡大する都市への対応だった。 そうした都市の膨張圧力に対して、メタボリズムは生物のように増殖してゆく都市像を対置させた […]
民藝 とモダンデザイン~日本民藝館 を訪ねて~

民藝 とモダンデザイン~日本民藝館 を訪ねて~

洋風の住宅や低層マンションが建ち並ぶ東京・駒場の静かな住宅街のなかに、独特の和様式の建物が忽然と姿を現す。柳宗悦が創設した日本民藝館 だ。 本館と道路を隔てた向かいには、旧柳宗悦邸の西館がある。ファサード部分は、栃木県から移築した1880年に建造された長屋門が設えられている。大谷石の石屋根が珍しい。 2つの建物の設計は、柳自身が手掛けている。漆喰なまこ壁、瓦屋根、連子子(れんじこ)が設けられた窓な […]
バウハウス ができあがるまで

バウハウス ができあがるまで

 バウハウス のルーツ モダンデザインの源流となったバウハウスだが、モダンデザイン誕生の歴史には想像以上に紆余曲折があった。 バウハウス のルーツは19世紀末のイギリスのアーツ・アンド・クラフツ運動に求めることができる。アーツ・アンド・クラフツというと、機械文明を否定したジョン・ラスキンの思想やウイリアム・モリスによる中世の手仕事に回帰したような植物文様などの装飾性の高い壁紙が思い起こされる。 こ […]
イームズ ・ハウスと「パワーズ・オブ・テン」

イームズ ・ハウスと「パワーズ・オブ・テン」

イームズ ・ハウスと「パワーズ・オブ・テン」に観るチャールズイームズの世界感 ケースススタディハウス#8 イームズ・ハウスはケース・スタディ・ハウス#8として1949年にチャールズ&レイ・イームズの自邸として建てられたものだ。チャールズと朋友エーロ・サーリネンの共同設計だ。 ケース・スタディ・ハウスとは、雑誌「アーツ&アーキテクチャー」を主宰するジョン・エンテンザが企画して、資材メーカーなどとタイ […]
スティーブ・ジョブスとアイクラー・ホームズ

スティーブ・ジョブスとアイクラー・ホームズ

スティーブ・ジョブス の育った家とアイクラー・ホームズ スティーブ・ ジョブス は伝記『 スティーブ・ ジョブス 』(ウォルター・アイザックソン2011)で、自らが育った家とされる(*)アイクラー・ホームズを賞賛している。 アイクラー・ホームズとはジョゼフ・アイクラーが1950年前後からカリフォルニアで開発・販売していた建売住宅のことだ。 ジョゼフ・アイクラーは、自らの理想とするフランク・ロイド・ […]
シンプルデザインのテレビスタンド。無駄をそぎ落とした、全く新しい機能的なデザイン。

シンプルデザインのテレビスタンド。無駄をそぎ落とした、全く新しい機能的なデザイン。

  テレビ台 はもっとシンプルでいい。 という考えから生まれたテレビスタンド。    シンプルデザインのテレビスタンドFSM    無駄なスペースを取らないテレビ。 突き詰めて生まれたデザインはモダンデザインの原点、 シンプルな『カンチレバー』構造のデザイン。 曲げパイプによるテレビスタンドが占有するスペースは僅か。 スペースを取らない壁寄せテレビ台で部屋が一気に広が […]
モダンでミニマルなテレビ

モダンでミニマルなテレビ

シンプルなデザインのテレビ。 シンプルですっきりした生活に馴染むテレビスタンドです。