Posts tagged "建築"
ル・コルビュジエ の肉声が語る芸術、建築、人生

ル・コルビュジエ の肉声が語る芸術、建築、人生

ル・コルビュジエ は50冊を越える著作を残している。モダニズム建築のもうひとりの巨匠であるミース・ファン・デル・ローエが一冊の著作も残さなかったのとは対象的であり、その多作さと能弁な語り口は、言葉を能くする建築家のなかでも群を抜いている。 その能弁さゆえに、逆に全体としての統一像が結びにくいのが建築家ル・コルビュジエだ。 (*Photo by Michael-LE CORBUSIER @ THE […]
シンプルの系譜<2> ~ アドルフロース ~

シンプルの系譜<2> ~ アドルフロース ~

モダンデザインを一言でいうとシンプルなデザインということになるだろう。 広辞苑には「シンプル」とは「単純なさま」とある。シンプルとは、色・かたち・素材が簡素で抑制されているさまである。 シンプルはモダニズムの専売特許ではない。また、建築やプロダクトのデザインに限られるというわけではない。シンプルという価値観はどこから来たのか。シンプルの具体的な現れ方とは。シリーズ《シンプルの系譜》では、さまざまな […]
物質の発見、ものとの対話 ~ 「くまのもの- 隈研吾 とささやく物質、かたる物質」展 ~

物質の発見、ものとの対話 ~ 「くまのもの- 隈研吾 とささやく物質、かたる物質」展 ~

『建築的欲望の終焉』、『負ける建築』、『自然な建築』、『反オブジェクト』。著作の題名をたどるだけで建築家  隈研吾 が目指してきたものが、一貫して<反建築>であることが分かる。 隈本人の言葉で言えば「自己中心的で威圧的な建築を批判したかった」ということになる。隈はそうした建築をくオブジェクト>と名づけた(『反オブジェクト』 2000年初版)。モダニズム建築もその例外ではない。「透明性と開放性を基本 […]